お友達に、ずっと気になっていたレストランへ招待していただきました。
【レストラン・パッション】
カスレ料理が名物の老舗フレンチレストラン。
オーナーシェフは、日本にフランスの食文化を広めたといわれるアンドレ・パッション氏。
白いおひげに優しい笑顔の、素敵なおじいさまです。
まるでサンタさんのような方でした![]()

レセプションで荷物を預け、店内へ。
あ~、もうまさに私の理想通りのお店だ![]()

店内に飾られている装飾品もとても素敵だし、
それよりなにより・・・
この暖炉![]()

素敵ですよね~![]()

1690年からフランスの修道院で使用されていた暖炉だそうです。
薪のパチパチという音がなんとも心地よいのです

この暖炉は店内を暖めてくれるだけではなく、
お肉を焼いたり、名物のカスレを作ったりと、調理にも使われています。
こんな感じで、ずっと暖炉の係りの方が火加減を調整されていました。
この演出は本当に素敵![]()

とても広い店内ですが、気が付けば満席になっていました。
年末だったせいもあり、毎日ほぼ満席なんだそうです。
まずはシャンパンで乾杯~![]()

2014年、お疲れ様でした~![]()
ってな具合に。


前菜の前に。
かわいいフィンガーフードが出てきました。
左はチーズを使ったムースをワインのゼリーで包んだもの。
右はサーモンのプチタルトでした。
アミューズ・ブーシュ。
右はにんじんを使ったムース。
左はお魚のマリネだったかな??
ちょっとあまりにも素敵なお店だったもので、興奮気味で記憶が曖昧です(笑)
フランスのビールだそうです。
なんかフランスってビールのイメージないですよね。
とってもいい香りのする、少し濁ったビールでした。
初めてビールをおいしいと思いました(笑)
オードブルはオマール海老のサラダ仕立て。
おいしそうだ~![]()

ブリッブリのオマール海老ちゃん![]()

下にはデーツのバターソースが敷かれていました。
付け合せはお野菜や果物。
オマール海老と一緒に食べると、
口の中でいろんな味や香りがしてとてもいい![]()

パン。
エシレバターでいただきます。
やっぱりエシレはおいしいですね![]()

お店の方とバターの話で盛り上がってしまいました。
お次はお魚料理。
ヒラメだったかな??
サフランを使ったバターソースをたっぷりとつけたいただきます。
サフランの香りとバターのやさしい香り・・・たまりませんね![]()

目の覚めるような鮮やかな色も心が弾みます。
そろそろお肉なので、赤ワインを。
産地などは忘れました。
最近、イタリア人のお友達ができたのでイタリアのワインを飲むことが多いです。
が、私にはワインはよくわかりません(笑)
さぁ、待ちに待ったお肉料理![]()

こちらはカスレも名物ですが、私たちはもう一つの名物料理を。
仏産”メゾン・ビュルゴ”の仔鴨一羽の暖炉焼き。
暖炉の前でじっくりと火を通された仔鴨はしっとりジューシー。
とてもいい香りをさせながらテーブルへ運ばれてきます。
そして、目の前で手際よくお皿に盛りつけてくれます。
おぉっ![]()
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クロッシュを開けると、閉じ込められていた鴨の香りがふわ~っと広がります![]()

その香りだけでおいしいのが伝わってきますね。
塩などをしっかりと揉みこんであるのですでに味はついていますが、
お好みでこちらのソースを。
名前を忘れてしまいましたが、甘いワインを煮詰めた作ったソース。
途中、お肉にかけていただきました。
このソースがまたおいしいのなんのって。
至福の時間でした![]()

そしてデザート。
バニラビーンズの代わりに用いられるなにかを使ったアイス。
名前は忘れてしまいました(笑)
が、濃厚なアイスでしたよ。
左はクラフティだったかな??
こちらもほんのり温かくて、おいしかったです。
最後にプティフール。
お好きなものをお好きなだけ。
最後にまたテンションがあがりますね![]()

こんな感じでいただきました。
トリュフチョコにマロンのタルト、
それからフランボワーズを使った小さなケーキ。
おいしい![]()

食後にコーヒーを。
挽きたてだそうです。
素敵な空間で、暖炉の炎を眺めながらゆったりとおいしいお食事ができました。
なんだか心まで温まりますね。
大切な日を過ごしたくなるような、素敵なお店でした。
ご馳走さまでした![]()
