だーい好きなレストラン、パッションへ![]()

と言いながら、
前回の訪問から随分時間が経ってしまいました。
レセプションでは、
オーナーシェフが描いた絵画と季節の花々がゲストを出迎えてくれます。
メインダイニングに進むと、オーナーシェフであるパッションさんこだわりの調度品やアンティーク家具が並び、
その奥には大きな暖炉が。
本当に本当に本当に・・・素敵~![]()

こちらの暖炉は17世紀につくられた暖炉で、
フランスの修道院で使われていたものを移築しているそうです。
なかなかこんなにおおきな暖炉があるお店はないのではないでしょうか??
暖炉の火は体だけではなく、心もあたためてくれますね。
眺めているだけでも幸せな気持ちになります。
この立派な暖炉の火を使って作るお料理がこちらの名物。
後でゆっくりといただきましょう![]()

まずはシャンパンで乾杯。
その後はお料理に合わせて、グラスでいただきました。
まずは小さなフィンガーフード。
奥はクルミと生ハム、上にはデーツ。
手前はチーズを使ったムースとオリーブ。
シャンパンに合わせてどうぞ、と。
アミューズ。
右は鳴門金時を使ったポタージュ。
周りから芋ねえちゃんと揶揄されるほど芋好きな私(笑)
バケツで持ってきてください
と思わず言いそうになりました。

左は帆立のすり身を使った一品。
とても濃厚なオマール海老のソースがかかっていました。
おいしかったなぁ、このソース![]()

パン。
ビゴのパンを使っているそうです。
添えられたバターはボルディエだったかな??
とても色の濃いバターでした。
前回訪問した時はお店の方とバターの話で盛り上がったんですよね。
その時はエシレバターでした。
季節の一皿。
最初明太子が運ばれてきたのかと思いました(笑)
赤パプリカの中に詰め物をした冷たいお料理。
ちょうどこの日は節分でしたから、赤鬼を連想してしまいますね![]()

お次はオマール海老のサラダ仕立て。
オマール海老の間にはフレッシュなマッシュルームとグレープフルーツ。
オマール海老と柑橘類って合うんですね~![]()

周りの赤いソースはフランボワーズのソース。
こちらもオマール海老によく合っていました。
真鯛のブーリード仕立て。
目の覚めるような鮮やかな黄色はサフラン。
ハマグリが3つ添えられています。
真鯛の上にのっているトマトのピュレを崩して合わせていただくと、
味がまた変わっておいしいです。
さて、お待ちかねのメイン。
暖炉でじっくりと焼いたお肉料理が最高においしいのです![]()

鴨を1羽まるごと焼いたものがとてもおいしく好きなのですが、
年明けごろからフランスで鳥インフルエンザが流行していてその影響で鴨の入荷がないんだそう。
ってことで、今回は仔羊にしました。
蓋をあけた瞬間、いい香りが![]()

お皿に盛りつけ直し、目の前で仕上げてくれます。
最後にソースをかけて・・・
じゃーん![]()

クロッシュをとる瞬間がたまりませんね![]()

とてもジューシーでやわらかく仕上がっていました。
バーブをたっぷりと使っているので香りもよく、ソースもおいしかったです。
ここでチーズを少し。
おいしそうですね~![]()

季節なので、モンドールを。
それとミモレット、ヤギのチーズも。
ヤギのチーズが苦手だという話をしていたら、
じゃあ少しだけいかがですかとすすめられ・・・(笑)
やっぱりにおいが独特だなぁ。
と思っていたら、裏ワザですと言ってキッチンからブラックペッパーを持ってきてくれました。
チーズに合わせて食べるとたしかに食べやすくなりますね。
というかこのヤギのチーズは食べやすい方かも??
デザートは冷たいメレンゲのボンブ。
かわいらしいルックスですね~![]()

たっぷりのアングレーズソースとともに。
なにやら準備が始まりました。
おぉ~![]()

けっこうな時間、燃えていました。
青い炎が美しい~![]()

ふわふわのメレンゲの中はアイスのようなスポンジケーキのような。
ドライフルーツも入っていていました。
なんともやさしい食感。
食後にはコーヒーをいただきました。
やさしい色のバラが描かれたカップ。
パンを置くお皿にもこのバラが描かれていましたが、
これはパッションさんの画をお皿にしたものだそうです。
店内にもたくさん絵が飾られているのですが、
それもすべてパッションさんが描いたもの。
どれもとても素敵なんです。
画の才能もおありなんですね~![]()

コーヒーと一緒にいただくのは、ワゴンで運ばれてきたプティフール。
素敵でしょ~![]()

全種類いきたいところですが、チーズを食べてしまったのでお腹いっぱい。
まぁこちらは一皿のボリュームがけっこうあるのでチーズを食べなくてもけっこうお腹がいっぱいになるかも。
悩みましたが、気になったものを4つ。
どれも丁寧に作られていて、おいしかったです。
パチパチと薪がはじける音を聴きながらのディナー。
良い時間を過ごすことができました。
とてもクラシカルで高級感漂うお店ですが、
お店の方たちはみなさん気さくでお話もとても上手。
サービスは間違いないし、ゆったりと楽しく食事をすることができるので、
ビジネスディナーや女子会、家族での会食や恋人とのデートなどどんなシーンにもぴったりなお店です![]()

ちなみに夏場はディナータイムだけ暖炉に火をつけているそうですよ。
これだけ大きな暖炉なので近くのテーブルはけっこう暑いのですが、
それを楽しむためにわざわざ真夏にいらっしゃる方も多いそうです(笑)
私も暖かくなったらまた行ってみようかな![]()
